パンやま日記

パン山さんとの戦いを綴る日記

パン山 vs n円贅沢問題

不労所得に憧れている.
不労所得.すなわち働かずして得られる収入のことであり,年金や株式の配当,あと最近だとブログのアフィリエイトなどがそれにあたる.パン山さんが目指す不労所得はもっと苦労の必要のないものであり,たとえばポケットに1枚のビスケットを入れた状態でそのポケットを叩くと,ビスケットが2つに割れた後そのビスケットが1欠片辺り数億円で取引されて,最終的に数億円の2倍程度の収入を得るようなものである.なお,不労所得に憧れていると言いつつそれは全くの嘘で,実際のところ何のタスクもなく週末を迎えるとやけにそわそわしてしまい,意味もなく研究室に入り浸ってしまうほどなので,結局パン山さんは不労所得プレイヤーには向いていないのであろう.

本題だが,あなたが道を歩いていると謎の老人があなたの前に立ちはだかり,「好きに遣いなさい」といってあなたにn円(nは自然数)渡したとしよう.このときn円をどのような贅沢に遣うかを考える問題を「n円贅沢問題」と呼ぶ.このようなn円贅沢問題に対して,いくつかの代表的なスケールのnについてそれぞれ贅沢を考えるという効率的解法が提案されている[パン山, 2012].

さて,以下のnについて贅沢を考えてみよう.n円ぴったりを遣う必要はなく,定められたnに対して±0.2nくらいのマージンを考えてもよい.

  • 100円
  • 500円
  • 1,000円
  • 3,000円
  • 5,000円
  • 8,000円
  • 10,000円
  • 50,000円
  • 100,000円

n円贅沢問題の興味深い点は,問題を解く者がどのような身分であるかによって答えが変わってくることである.パン山(理系博士後期課程学生)は以下のような例を示した.

  • 100円... 缶コーヒー
  • 500円... コーヒーショップのおいしいコーヒー
  • 1,000円... レイトショーで映画を見る
  • 3,000円... おいしいランチ
  • 5,000円... 美容院に行く
  • 8,000円... おいしいディナー
  • 10,000円... 良いシャツを買う
  • 50,000円... 良いアウターを買う
  • 100,000円... Macbook airを買う

ぜひ皆さんも考えてみてください.