パンやま日記

パン山さんとの戦いを綴る日記

パン山 vs 1週間で再実験

最近,研究室でおもしろ単語がポンポン出てくるので紹介しよう.

  • デス・デイ … 死にそうなほど詰んでいる日
  • デス・デイ感 ... デス・デイっぽい日になってきたなあと感じる感じ 「デス・デイ感が高い」など
  • メシ・デイ ... そのような中でも飯は裏切らない


一日あたり概ね1個バグが見つかるんだが,その度にスコアがドラスティックにあがったりさがったりするし,すごい心臓に良くない.あと1週間でなんとかしないといけないんだが,本当にできるんだろうか…

なんか研究に対する基本的考えを改めなければならんかもしらん.どうも導入というか,最初の実装の部分をすごいないがしろにしてしまって,後であたふた直すことが多いので,一個一個ちゃんと確認しながら進めないと,非常に効率が悪い.あと,なんというかすごい基本的なところでのポカミスが非常に多いので,基本がなってない自分がすごいみじめだ…なんか,すごい基本をおろそかにしてしまう自分が嫌だし,それでもなんやかんやでここ数年すごい基本をおろそかにしてしまい続けていて,一体おれはいつまで基本をおろそかにするつもりなんだ!!!!もうすぐ3年目になるのに!!!

去年の1月,4月,7月,10月とデス・マンスが続き,「ああ3ヶ月おきかあならば次は1月かな」と思ってたら今年の1月も案の定タフ・マンスだった.そして4月も既に予定がどっさり入ってるので,やはり3ヶ月おきかな,と思いきや,2月も3月も詰みまくってるので,多分このまま一生研究に追われ続けるのだろう.そういう道を選んだのは何を隠そう自分自身だが,最近どうもストレスのはけ口が見つからずに困っている.

その結果,歯茎は荒れ,虫歯ができたので,今日はこうやって久しぶりに日記を書いているわけだ.

著名な研究者の方々,どうやってストレス発散なりリフレッシュなりしてるのだろうか.土日しっかり休むとか,まあ分かるんだけど,どうも研究が詰まってくると土日も頭から離れなくて難儀する.切り替えがうまくなるようにしよう!!ということだろうか.こういうことはあまり研究生活の中で誰にも教わってないような気がする.「休めよ〜」と言われることはあるんだが,どうやって休むんだ!!!締め切り抱えているのに!!!

なんか永遠に愚痴れる気がするがあまり愚痴りすぎても気が滅入るだけなんでこんなとこにしておこう.今晩はゆっくり休んで,明日ちょっとゆっくり方針を考え直して,あさってから死ぬ気でやる.

パン山 vs 就活したことないAC

ふとした弾みで就活したことないAdvent calendar作ろう!という話になる

某所に作る

場所違い

作り直す

就活したことない人あまりいなかった(いまここ)

ここからは真面目な話だけど,進学するにしても「就活してたけどやっぱし進学するか〜」という人の方が多いのだろうか.
僕の場合,インターンとかは行ったけど,ちゃんと就活したことはなく,割と素直に「よし,進学するか」となったので,就活〜進学切り替えの人たちがどんな経緯でそうなったのかは気になるところ

パン山 vs 博士後期課程の辛み

博士後期課程,Ph.D.取るには必須の課程だし,いったん働きだすと取るのは難しいという話だから先に取っておくのはリーズナブルな選択だし,3年働きだすのが遅れるとしても,その価値は十分にあると未だ信じている.

だけども,働いている周りに半人前扱いされるのだけは,未だに釈然としないし,それでイライラすることもあるし,辛くなることもある.そら普通に働くより色んな束縛はないだろうし,毎日早起きしなくていいし,周囲との付き合いも,普通に働くより緩いというのはあるだろう.でも,残業代もないけど毎日遅くまで研究してるし,休日だって研究してるし,研究活動の対価でそれなりなお金もいただいている.なのに,なんで半人前扱いになるのか,釈然としない部分と,まあおれが働いてる側だったらそう思うやろな,というのと,ごちゃ混ぜになって,しばしばとてもイライラすることがある.まあでもそれをつらつらと説明するのも,何かプライド高いみたいな感じで嫌だし,かといって全くなんも言わず,「学生なんで〜」とかいうのもなんかプライドズタズタになる感じで辛いし,どっかにいい落としどころあるといいのにな〜〜〜〜って常々思ってます.で,結局そういうのが表にでて今まで仲良かった友達と微妙な感じになるのも嫌なんで,結局「おれもまだまだ学生で気楽やわ〜〜〜」みたいなことよく言うけど,実際そんなことチリほども思ってない.

パン山 vs 披露宴幹事ベカラズ集

色々なタスクが終わり,ようやく精神的に安定しつつある.
10月,会議の準備やら友人披露宴の準備やら,あとはプライベートなところでもごもごとか色々あって,マジで詰んでた.

披露宴について少し.
今回披露宴幹事グループをまとめるにあたって,

  • Google groupsにより,メールベースで議事録を保存
  • Google driveによりメッセージビデオやエクセルファイルを共有

といったインフラを導入したわけなんだけど,結果的にこれが全くうまく働かなかった.
なぜか.みんなパソコンメール見ないのである.Google groupsを導入する際には,同時にgmailから携帯(などよくチェックするアカウント)への転送設定を同時にやるようにしておくべき.そうでなければ,携帯でも利用可能なメーリングリストを導入すべきということを学んだ.
ちなみに,パソコンメールは反応ないからといって携帯で全員転送しても,やはり返ってこないものは返ってこない.面倒がらずに,電話にすべき.特に諸々の締め切りが近いときは一人一人にでも直接電話しないと,いっこうに話は進まない.

ちなみに最近は,降って湧いたように(モテキ1巻1話のごとく)外国人からアポがあって,なんかそういう時期もあんのかなあと思っている.ついでに海外逃亡の策を色々練っている.

パン山 vs 激ツヨくん

なんでかわからんけど,もうクソみたいにストレス溜まりまくってるので,この土曜日は気分転換に一日オフにしてきた.

映画(まどかまぎか後編)を見に行ったんだけど,なんかものすごい屈強な男が見に来てて,彼女と一緒に「激ツヨくん」と名付けてその半生を振り返ったりしていた.特技は激ツヨパンチで,その辺のPIKOとか着てる系高校生がすっ飛んでいくのだ.

夕飯はイタリアンだった.店員(日本人)がすべてイタリア語でメニュー通したり店員同士会話したりしてるので,マジで何言ってるか分からんかった.でもピザはひっじょーーに美味かった.また行こう.

日曜は友人の結婚式披露宴余興の準備とかしてた.こっちも大詰め.今度の結婚式はアスコットタイとやらに挑戦してみることにした.結構チャラい感じになってしまうので,もしかしたら会場に来た御親族とか御上司とか御激ツヨくんとかにすっ飛ばされるかもしらん.

パン山 vs 10月

久しぶりに日記書く.

2012年,1月,4月,7月とクソ忙しい日々が続き,「この調子ならば次は10月だろう」と思ってたら,10月案の定クソ忙しくてちょっと挫けそうになっている.1月は国際会議のカメラレディ原稿締め切りがあり,査読結果を反映させようとしたら実験結果がボロカスになって完全に死んでた.4月は4月で,2月末にリジェクトされた論文のリベンジマッチをしようと追加実験したら結果がボロカスになってて,やっぱり完全に死んでた.この2ヶ月は,今だからまあ普通に「そういうこともあったよね」と思えるが,当時は本当に辛い日々だったものだ.

7月は,単純に論文締切りが4つかなんか重なって忙殺されていた.こっちはまあ,実験結果云々というより単純にタスクが山積みすぎて詰んでた感じだったので,忙しいがやりがいがあった.

そして10月である.これまでの研究に概ねケリをつけ(まあ実際は11月頭にもう一個発表があって,これやって一段落という感じではあるけど),ようやく新テーマに突入したはいいものの,なかなか前途多難というか,初めて完全に一から自分で組み立ててるので,なんか先行きの不透明感がヤバい.あれこれ考えるものの,結局大して何もしないままに毎日が過ぎている気がする….そこにさらに友人の結婚式の準備であったり,条件付きになったままの論文の修正だったりも追加されて,単純にタスク多い感じでもある.

あと仲良くしていた後輩が来週から1年ほど海外にいってしまうということで,これがとても寂しい.1年間やっていけるんだろうか.



そういえば,この前の会議でようやく100枚?あった名刺を配りきった.概ね1年くらいで消化した感じだろうか.今年はあっちこっちで発表したり,学生賞をいただいたりと,ぼちぼち(国内では)名前を覚えてもらえ始めたかな,という感触がある.D1のときはインターンで他の研究現場も知りましょう,という年にしていたので,D2の今年は名前をちゃんと売りにいきましょう,という年にしよう,と考えていて,今の所これは概ね達成しつつあるか.再来年のポストに関してもちょろちょろお声をいただいているので,うれしいことです.その一方で,「この前の発表以降,鳴かず飛ばず,ということにならんようにね」とのコメントもいただいているので,やはりこの新テーマをなんとしても大成させる必要がある.

パン山 vs 研究は腰を据えてじっくりやりたい派

実験結果が悪い!悪すぎる!!!!

マジでもう結果出なさすぎてヤバいし,その原因の多くが自分のケアレスミスに起因するところだったりするので,マジで一ヶ月前に戻りたい…
やはり論文提出1ヶ月前でプログラムリファクタリングするなんて愚かなことするんじゃなかった…マジで一ヶ月前に戻ってそのキーボードを愉快に叩く手を「やめろ!!!!」といって止めてやりたいがもう論文締め切り2週間前だったりするのでヤバいよねこれはホントにヤバい…

久しぶりに実験結果出ない鬱が発生しててイヤだ.1月以来か.なんかこういうのって,後からじっくり見ると,「ああこれでいいじゃん…」という改善策がぽろっと思いついたりすることがあるんだけど,今回は出先でやってる研究で,コミットできるのは今月まで,という縛りもあったりするので非常に質が悪い.結果が出ない原因とかもかなり分かりつつあり,かつ前回実験のミスとか提案手法の根本的な問題点とか限界とか,そういうネガティブなところがどんどん明らかになっていってて,こういうのはホントもうちょっと早い目に明らかになってほしいと思うものである.

やっぱあれですな.研究ってじっくり腰を据えてやるもんであって,「ようし頑張って1ヶ月で研究やって論文出すぞー!」というモチベーションでやるもんではないな,と思った.なんかそういう感じで始めた研究は大抵後から襤褸が見つかってあああああーーーとなってしまっている.つらい…


そういえば今日久しぶりにボスとしゃべって「申請書を書く目的ってなんだと思う?」と聞かれた.「ファンドをとるためです」と答えると「そう」と言われた.まあ,そうだよね.