パンやま日記

パン山さんとの戦いを綴る日記

パン山 vs 反省

2011年はジャーナル1,国際会議1,DC2と立て続けにアクセプトをいただいたすばらしい年であったが,これらが一重に那智大社にお参りしたり日々ヨガに取り組んだりといったスピリチュアルな行動の賜物であることは既に指摘した.
その一方で,2011年は自身の行動において反省すべき点も多く,これらを改善しなければ人間として次のステージに進むことは到底できない.

  • よく噛んで食べなかった

博士課程に進学して,お金もあんまないし友達と遊ぶこともめっきり減ったので,それならばと思い自炊の機会を少し増やしたのだが,その際一食で米一合ぺろりと平らげてしまうことがたびたびあった.また食事時間も短くなりがちであり,これらは共に,よく咀嚼しなかったことが原因であり,食物を祖末にしてしまったと言わざるを得ない.少し脱線するが,ご飯を食べる際に「いただきます」食べ終わった後に「ごちそうさまでした」と手をあわせるのは,ご飯を作っていただいた方のみならず食物に感謝をする意味を持つ.したがって,たとえ自分で料理をしたとしても食物に感謝するべきことは必須であり,百歩譲って手を合わせなくても良い場合があるとすれば,それは自分で自分の体を食べるときである*1.話は戻って,来年からはもう少しちゃんと咀嚼して食事をいただきたい*2

  • ストレスを溜め込みすぎた

滅多に怒らないということは良いことでもあり,悪いことでもある.そのような指摘を以前より色々な方面からいただいているが,これは今年も直らなかった.多分私は人より怒りの沸点は高いと思うのだけど,それでもまったく不快になることがないかといえばそんなこともなく,人並みに怒ったり凹んだり寂しくなったりすることもある!ただそういうことを人にやいやい言うのは情けないし,勿論Twitterに書くのなんて会ったこと無い人も居るわけだから言語道断である.そして不快になった際にどうしているかというと,ただただ歯を噛み締めて我慢していた*3.その結果生まれたのがパン山さんである.このブログにつらつらと自分の思いをアウトプットすることによって,ある程度ストレスが発散できている*4ので良いと思う.匿名で文章を書くことがこんなに気楽だとは*5!そういう観点からすれば,本ブログは「ストレスを溜め込みすぎる」という私の欠点が解消された際には意義を失い,自動的に消滅する.ただこの欠点ばかりはどうやったら直るのか未だに分からずにいるし,どうやったら自動的にブログを消滅させるかについても今後の課題となっている.


ところで冒頭のスピリチュアルな行動という点に関連して,やはり人間最後には理屈無しにすがることのできるもの*6に惹かれていくのであろうか.今年の私に関しては,理屈に合わないことを定期的に考えたり行ったりすることによって,論理が全ての研究活動に対してバランスをとっていたと言える.