パンやま日記

パン山さんとの戦いを綴る日記

パン山 vs 居酒屋バイト

大学中にアルバイトをすることは,単純にお金を稼ぐということのみならず,「自分で働いてお金を稼ぐという社会経験をする」「上司やお客さんとのやりとりを通じて社会的常識を身につける」といった意味を持つ.パン山さんも学部4年間,飲食店のバイトで絞りに絞られて,結果身に付いたのは「どれだけ理不尽に怒られてもニコニコする能力」であった.あと卵を片手で2個割れるようになった.

"なぜ君たちは親が大金を払って得た自らに投資する時間を、それより少額を得るためのアルバイトに使うのか? そのナンセンスさを理解してやっていないなら、それは最早、喜劇だ。 まさに誰得? 得をするのは低賃金の労働力を得る企業だけだろう。 一番泣くのは親だ。"

https://twitter.com/#!/tanichu/status/126995666781220865

postされた方の名誉のために言っておくと,(これはパン山さんの認識だが)彼は真にナンセンスだ!と思ってこのpostをされたわけではなく,「…ですので,自分がアルバイトをする意義というものをしっかり考えましょう」といった心境であったのではないかと思う(http://twilog.org/tanichu/date-111020

もちろん,「親が大金を払って得た自らに投資する時間を、それより少額を得るためのアルバイトに使う」という言及は,完全に物事の一面しか捉えておらなく不完全である.現代の大学生はそこまでアホではないのでアルバイトにお金を稼ぐ以外の一面があることはちゃんと気付いていると信じている.少なくとも3年生になって就職活動に励む学生は,今まで自分がおこなってきたアルバイトが持っていた意義を振り返り,たとえその当時お金のために働いていたとしても,その振り返りによって自身の労働の真の意義を知るだろうと信じている.なぜここまで「信じている」を連呼するかというと,昨日いった居酒屋の学生バイトは躾がまったくなっておらず,「おれ新人ですから(メニューとか全然分かりません)」とドヤ顔で言われてしまった.普段温厚なパン山さんもさすがにムッときて思わず「なんでそんなに偉そうなの^^」と小馬鹿にしてしまったが,でも今思えば「居酒屋で店員に食って掛かる」はパン山情けない行動ランキングベスト5にランクインするレベルのものなので,ちゃんと我慢したらよかった.うーんでもいくらなんでもあれはひどかった.学生もアホだけどそれを注意しない社員も社員.こんな状況がまかり通るから上の通り大学の先生方に心配されてしまうのだ.

接客業では社員,バイトに関わらず,「お客様のために」の気持ちで働くことが大事.でも仮にバイトがお客さんをナメくさった態度をとっていてもお客側がそれを注意することは難しい.この指摘は「お客は神だろうが!」というと紙一重だと思うから.こういうのはちゃんと店内で閉じて教育すべきだし*1,客観的指標がほしいならせめてアンケートの一つでもおいておいてほしい.あーもうともかく昨日は店員にすごいがっかりしちゃったんだよ〜つまりはそういうこと.せっかく良く行ってたお店だったけど,多分もういかない.

なんかこう,静かだけど静かすぎず,店員の気配りもちゃんとできていて,焼き鳥が美味しく,焼酎をはじめお酒の種類が揃っていて,予約がとりやすく,しかも安い!みたいな居酒屋はないもんかなあと日々思うわけなんだけど,これを解決する唯一の方法は「家に焼き鳥を焼ける環境を作る」ことなので,やはり焼き鳥屋を始めるしかないのか…!